Hideyoshiのプロフィール【ラッパー】【HIPHOP】【Tokyo Young Vision】

HIPHOP

今回は、注目の若手ラップクルーTokyo Young Visionのメンバーでもあり、エモラップなスタイルで国内外から注目を浴びるHideyoshiについて簡単にまとめてみました。


Hideyoshiの生い立ち

千葉県船橋市にコロンビア人の母親と日本人の父親のハーフとして産まれたHideyoshi。
小さい頃から音楽に親しんできた彼は、母親の出身国であるコロンビアの音楽サルサなども聞いていて、幼少期には5個上の兄の影響でパンクやハードコアにハマります。小学校4年生の頃には、USのラッパーLil bow Wow(現在では、Bow Wow)が出ている映画を見て、USのラップも聞くようになります。そして中学生になり、東京都港区の学校に転校します、そこは売春した金でドラッグをしている人が身近にいるような治安の悪い学校だったそうです。そしてこの頃に彼は、日本語ラップも聞き始めます。Hideyoshiの家庭環境は悪くなかったが、真面目と言うわけでもなく学校にもあまり行かなかったけど、反抗期もなくどちらかと言うとひょうきんなタイプの子供だったそうです。


Hideyoshiの人生を変えた出来事

その後高校に進学しましたが、その高校も治安の悪い高校で彼自身も六本木のクラブでたむろしたり、脱法ハーブを吸ったり悪い遊びにハマって行きます。そんなある日先輩のトラブルに巻き込まれ、親や友達に迷惑をかけてしまった事がきっかけで、“このままではいけない”と自分の人生を見つめ直し、「HIPHOPに憧れていたし、金が無くても出来る音楽だったから」とラップをやろうと決意。人間関係を吹っ切るため、第3回高校生ラップ選手権に当時M‐6POとしてオーディションに応募、フリースタイルの経験が全く無いにも関らず、2週間ほど少し練習しただけで合格、当時の事について「混血と言うキャラが有利になっていたかも」と語っていました。残念ながら本選では、1回戦敗退と言う結果に終わってしまいますが、そこで出会った仲間や経験がラッパーHideyoshiの存在を形作っていきます。高校卒業後は、アパレル関係で働きながらMCバトルに参加する日々で高校生ラップ選手権で出会って仲良くなった、WENY(現在ではWeny Dacillo)が作品を発表して賞賛されている姿を見て悔しさを感じた反面勇気づけられたところもあり、EP制作に乗り出します。そして2018年に1st EP「Nevor Be The Same」をリリースし、それに収録されたMV「くだらない」でデビューし、それを筆頭にエモーショナルな曲エモロックに共通するようなヴァイブスに注目が集まります。グラフィックデザイナーやラッパーまで、幅広い才能が集結した東京の若手HIPHOPクルーTokyo Young Visionに所属している彼は、「信頼し合って家族の様な存在」とクルーに対して深い愛情を持っているようです。
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Hideyoshiの人気に火を付けた出来事

その後2019年にAK-69とアルバム「THE ANTHEM」に収録された「MINAHADAKA」で共演。モデルの仕事もしているHideyoshiはそこでAK-69と出会い話をしたら、後日AK-69から「この間仕事したメンバーで曲とってついでに武道館でLIVEしない??」と連絡が来たのがきっかけでだそうです。そんな「渋谷行かない?」みたいなノリでびっくりしたそうですが、同年3月に武道館LIVEでも披露しました。そして翌年2020年にさらに彼の人気に火を付けた曲「Majinahanashi」。インスタでHIPHOPを紹介するロシアの人気アカウントがこの曲を取り上げそこからUSにも広がり海外からも注目が集まり、現在YouTubeで500万回以上再生されています。ちなみにBADHOPのYZERRさんがアトランタへ行った時にアトランタのクラブでHideyoshiの曲が流れていたと言っていました。


葛藤

そんな彼は日本にエモラップを持ち込んだ先駆者として度々メディアに紹介されるが彼はその紹介のされ方に「正直嫌です。」と語っている、「ただバックボーンでロックなサウンドやマインドに影響を受けたからそれの自分の楽曲に落とし込んでいるだけ。括りは自分にとって足かせでしかないし、象徴的な人間にもなりたくない。」と括られる事に対しての嫌悪感を抱いています。

今後の展望

今後の展望について彼は、「コロナが収束したら海外に行っていろんな世界を見て、作品に生かしてもっと有名になったら家族や周りの人に恩返ししたい、10年後に生きていて影響力のある人間になっていたら社会に貢献できることがしたい。」と話していました。


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