今の日本のHIPHOPシーンにかかせないラッパーLEXについて今回は簡単にまとめてみました。
LEXの生い立ち
2002年 神奈川県湘南 姉と妹の間に生まれたLEX (身長180cm)
LEX君のインスタに仲の良さそうな妹さんもよく出できます。
幼少期は母親がジャズやROCK、レゲエなどを聴いていて、クラブやイベントによく行っていたり、アメリカ人の2番目の父親が居てその影響でアメリカでヒットしていた音楽も聴いていて、お腹の中にいた時から音楽はずっと身近にあったそうです。ちなみにその2番目の父親の名前がLEXで自分の人生で最大に大切で大嫌いな人の名前だそうで、母親にDVをしたり悲しませてばかりの父親でそれを許せない気持ちが自分の中にあり、それを忘れない為、いつか有名になって父親に自分の存在を知らせる為にあえて名前をLEXにしたそうです。そして3歳になるとHIPHOPダンスを始め、保育園の頃にはジャスティンビーバーなどのトレンドmusicを聴いていたそうです。
HIPHOPを始めるきっかけ
そもそも歌うのが好きだったLEXは、4歳の頃にカートゥーンネットワークのアニメのオープニングがラップでそれを姉と真似したのがきっかけでラップをしていたり、車でドライブしている時も歌をうたっていたりしていたそうです。それをずっと見ていた母親はいずれ自分で音楽をやるんだろうなと思っていたとか。しかし保育園では貧乏な事が理由でいじめにあい、友達の親からは汚いから遊んだらだめと言われていた事もあったそうです。その後中学校に入ると、ドラッグやバイクに乗ったり非行に走るようになったが、中学校1年生の時にヤクザに集団暴行を受けた事をきっかけに悪さをやめます。それから音楽に夢中になり周りを見返そうと救われた音楽で周りに感動を与えたいと思うようになったそうです。その後14歳中学校終わりの頃にはDJになろうと機材を調べるうちに、ビート作りに熱中し自分で曲を作った方が面白そうだと思い、本格的に音楽を作り始めます。余談ですが、この頃は学校にもあまり行かず好きな曲に関してブラックニッカを呑みながら話すのが流行っていたらしいです。その後LEXが初めて世に出した曲はSoundCloudで出したXXX Tentacionの「Look at Me」のリミックス、たちまち横浜のアンダーグラウンドで広がり、いろいろなクラブでかかっていて「俺、いける」と確信したようです。いままで自分に対して可能性を感じていたが、どこで発揮すればいいか分からなかったLEXは、そこで手応えを感じてそこからどんどん曲を作り始めます。そして16歳の時にはアルバムを制作し、本格的に音楽をやるために高校を中退します。
壮絶な過去
順調にも思えたが実際は音楽を始めた頃に付き合っていたイギリス人の彼女が亡くなってしまったことも…その彼女に向けて、「Flower」と言う曲や右腕にもそのタトゥーを入れていたり、自殺をしようと川崎で飛び降りて救急車に運ばれたりと、壮絶な過去もあったそうです。そういった何度も辛い時に音楽が救ってくれたそうで、今では若手ラッパーの中で中心的存在にもなっています。そんなLEXは自分のスタイルについて、「ティーンの気持ちや感じている空気、目指している所や憧れを代弁している、最近はスマホやSNSに囚われて柔軟性を失っていると思うから、歌詞や曲を通してサポートして、ティーンの気持ちを塗り替えたい」と、ティーンに向けて発信していると語っていました。
今後の活動について
音楽についても私生活についても、バランスを取れた人になりたい今まで出した曲はありがたい事に評価してもらっているけど、納得しきっていない部分もあるから単純に何百回聴いても飽きない曲が出来たらいいなと常に思っていると語っていました。
GQ MEN OF THE YEAR 2021メン・オブ・ザ・イヤー・ブレイクスルー・アーティスト賞を受賞されるなど、止まることを知らないLEX君の勢いにこれからも期待ですね！！
コメント