今回は、BADHOP,KOWICHI,A-THUGなど誰もが知っているラッパーが生まれた、日本有数のHIPHOP都市「川崎」から生まれたクルーOGFについて簡単にまとめてみました。
OGFとは
OGFはSnozzz,Deech,Candeeさらに他2人のラッパーで構成されたラップクルー、3人は地元も年齢も一緒だそうです。隣の中学や高校で一緒の彼らは、家も5、10分ほどに住んでいる昔からの幼馴染。ちなみにOGFと言う名前は、Only Grizzly Familiyの略で由来は、ハードな曲やサウンドが好きで、熊だけどその獰猛な感じが自分たちのハードなサウンドと合っていて俺らっぽいし、Grizzlyは他の熊と毛色が違うと言う意味でつけたそうです。
出会った経緯
CandeeはSnozzzと中学からつるんでいて仲が良かったそうですが、DeechはSnozzzと高校で一緒になったそうで、その時たまたま居たSnozzzに道を聞いたら、高校で普通にタバコを吸いながら「あっち。」と言われ、初対面でタバコの煙を吹きかけられたのが出会いだそうです。そんな彼らは、2019年の初めにOGFとして活動を始めたがそれまではOGと言う名前で、中学の頃に組んだ地元のチームで大人数で活動していたそうです。OGの時はカラーギャングのようにみんなでバンダナを付け黒ずくめで街に出て、公園でラジカセやスピーカーでHIPHOPを流して溜まっていたそうです。余談ですが、たまに「誰にケツ持ってもらってんだよ?」と金を巻き上げられそうになったことも。今では暴走族ですが、その頃の川崎はギャングが多くウェッサイな格好をしていた彼らは、この頃について彼らは「ウェッサイな音楽を聴いているわけではなかったが、BADHOPに影響を受けていた」と語っていました。BADHOPが登場してからは下の世代は、みんなBADHOPが憧れになったとか。ちなみにSnozzzは、BADHOPが中学の先輩で彼には兄貴がいてそれがBADHOPの先輩でもあり、「○○君の弟なんでしょ?」みたいな感じでそこから仲良くなってLIVEのステージに上がらせてもらったり、今でもよく会っているそうです。その後チームであったOGが高校のどこかのタイミングで無くなってしまい、そこからOGFに心機一転して音楽活動を始めたそうです。USのトレンドを意識したフローと川崎ならではの、ハードなスタイルで注目が集まりましたが、今現在OGFは解散したと言う噂もあり、真相はいまだにわかりません。
影響を受けたラッパー
一番影響を受けたのはやはりBADHOP。凄く刺激をもらっていて、受けた影響で言うと一番大きい、彼らが居なかったら100%ラップをやっていなかったと語っていました。
今後について
2021年にRed BullのRasenに参加したDeechのインタビューでは、「去年はやりたいことが出来なかったから今年は、こけたら死ぬくらいの気持ちで曲作ってLIVEもやって盛り上げていきたい。」最終的な目標は海外進出、日本でも海外でも認められて本場のUSで活躍してみたいと語っていました。
コメント