ハードなラップが持ち味であり、ラップスタア誕生での優勝から更に勢いを増すRalph。今回はそんな彼について簡単にまとめてみました。
Ralphのプロフィール
1998年生まれ、インド人のハーフ神奈川県横浜市で生まれ兄弟はおらず、一人っ子として育つ。趣味はサバゲー
幼少期は団地で育ち、引っ越しばかりであまり裕福な家庭で育たなかったRalphは、インド人のハーフと言う事もあり周りから理不尽なイジメを受けて、友達も作らず1人で過ごしていたそうです。そんなRalphはイジメを跳ね除けるため、格闘技を習い始めます。そしてそこで知り合った人にHIPHOPを教えてもらった事がきっかけで、自分もラップを始めます。そして12歳の時にANARCHYのMVである「FATE」を見た時に、リリックの中の”真っ暗な家に慣れた小2”と言うフレーズに衝撃を受け、自分の中の気持ちが具現化されたと語っていました。
Tohjiとの出会い
その後、アパレル店員をやりながらRalphがラップをやり始めようと思ったきっかけは、Tohji。彼らは共通のトラックメイカーを通して知り合い、遊ぶ事もなかったがある日、SNSのDMでMall Boyzの MVに出てほしいと言われ、撮影の日に初めて出逢います。
そしてTohjiの主催イベント出演、観客はメディアに弄ばれているラッパーにしか興味がないと思っていたRalphですが、当時1番無名にも関わらず観客が盛り上がってくれ、本気で スピットしたら伝わるんだと実感した事がきっかけになったそうです。そして今でも最前線で活躍する、様々なラッパーを生み出した第4回ラップスタア誕生では、1416名の応募者の中から見事に優勝、賞金300万円の使い道を聞かれた時には、一緒に出ていたラッパー麻凛亜女の息子にミニカーを買ってあげると答えた心優しい一面もあります。余談ですがRalphは、趣味のサバゲーにかなり本格的にのめり込んでいて、自分で装備を揃えてサバゲーの銃を買いまくるほどらしいです。小学生の頃には、ガスガンやエアガンの密売をして有名になったいた過去も。彼のラップスタイルと言えば、GrimeだったりDrill的なスタイルが印象的ですが、彼はこれについて「GrimeやDrillを代表するMCだとは思っていないし、そこから影響を受けた訳ではないけど、例えばこの拍でこう言う韻を踏むとどんな印象になるのか、みたいに音を研究するのが好き」と語っていました。
今後の活動について
「常に等身大でいたい、媚びずにやれる事だけやって何かの枠にハマってではなく、常に自分がカッコいいと思う音楽だかをやっていきたいですね、今だったらバンドと一緒に曲作りをしてみたい、バンドって生音だからLIVE事に個性が出るし、音源をDTMより生に近い状態になるから、そう言う環境で自分がラップをするとどうなるのか凄く興味がある」と語っていました。
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