ラップスタア誕生から勢いが止まることのないTohjiについて、今回は簡単にまとめてみました。
Tohjiの生い立ち
1996年生まれ 身長175cmロンドン生まれ
イギリスのロンドンに3歳まで過ごし、その後幼稚園から日本に帰国し、小学校に入る時また引っ越ししたりしながら横浜や東京で育ちます。そして中学から東大に多くの合格者を出す、名門である中高一貫の麻布中学校に進学。中学1年の時に高校2年生の先輩がキングギドラや妄想族の曲を流している事がきっかけでラップに出会い、ラップが好きになります。それからSEEDAやキングギドラからエミネムや50Centなどの海外のアーティストを聴いていたり、HIPHOP以外にもブルーハーツなども聴いていて、気分に合うものなら何でも聞いていたそうです。そして都内偏差値5位以内の名門である麻布高校にエスカレーター的に進学します。高校の時には仲のいい先輩とカラオケに行くと、「ラップしろよ」と振られ、妄想族やキングギドラを歌ったら「俺うまくね??」と気づき、遊び感覚で友達とインスタ曲にラップを乗っけて曲作りをしていたそうです。しかし学校内ではヤンチャ系の派閥のトップにいた彼は、素行の悪い先輩や友人とつるんでいたがある事件がきっかけでいじめの主導者にしたてあげられ、退学をしてしまいます。それはゲロ煮込み鍋事件と呼ばれる騒動で、そのままの通りTohjiが 後輩にゲロを煮込んだ鍋を食べさせたと言う週刊新潮にも載った事件です。しかしこれは週刊新潮に嫌な書き方をされ、本人はいじめは嫌いとのことですので誤解はしないようにお願いします。この頃はやった事の無い事、ダメな事、いい事、楽しい事全部やってみると言うマインドで生きていたと言う彼は、うんこを食う、ゲロを食ったり、スケボーなどの遊びも何もかもやっていたそうです。この時の事について「当時は刺激が欲しくて色々なったけど倫理観も壊れてきてよく分からなくなったから高校やめた」と語っていました。そして退学後は1年ほど家に引き篭もっていて、この頃は結構キツかったと言う彼は、軽く音楽を作ったり喫茶店に毎日10時間いるみたいな生活をしていたそうです。しかし彼は、同世代で日本だけじゃなく世界で見てもポテンシャル含めてトップクラスにいると感じていて、自分でも思ってるなら試せよと思い、「じゃあやるわ」と言う感じで本気で楽曲制作に目覚めます。その後アートに関心があった彼は、自分と波長が合う仲間が居るのでは、と言う期待もあり武蔵野美術大学に進学します。そして大学で仲良くなった友達などで一軒家を借りて共同生活を始め、友達達とラップクルー「Moll Boyz」を結成し、曲作りを始めます。余談ですがMoll Boyzの由来は、メンバー全員の出身が違う、Tohjiにフッドと呼ばれる場所がない、全員小さい頃から行っているショッピングモールがルーツになっている事が由来になっているそうです。
ラップスタア誕生
その後ラップを始めたばかりの頃は、ヘッズにもウケず日本にもトラップがそこまで浸透していなかったりして、クラブやライブハウスでは受け入れられない日々だったそうです。世に自分のラップが全く理解してもらえなかったけど、SEEDAなら分かってくれると思い、2017年に行われたラップスタア誕生のseason1に応募して出演。優勝する事は出来なかったが、1番無名ながらファイナリストまで登りつめ、独特なスタイルとリリックで日本のラップシーンに衝撃を与え、名をはせます。それから彼の出した「Higher」は日本語ラップに新しい風を吹き込み、日本だけでの活動にはとどまらず、2020年には生誕地であるロンドンでLiveを行うなど海外でも活躍の場を広げています
影響を受けた人物
Tohjiが影響を受けた人物は北野武。映画監督としても芸人としても凄いし、色々なもののパイオニアでありキング、彼のようにその人間の登場によって革命が起きて行くのがカッコいいと語っていました。
今後の活動につて
普通にかっこいい事したいしダサい事したく無いんですけど、それで保守的になりたくは無い、日本人に生まれた事はハンデだと思うけどそれを逆手にとって、全部音楽に入れてTohjiが「ナシ」を「アリ」にしたと言われるようになりたいと語っていました。
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